< 古民家・旧川本枡吉邸T >



  ここは御殿雛が多く飾られており右から明治初期の屋根が漆塗り、中央が京風、左が中京風の御殿には、金. のシャチホコが屋根は伊勢とか熱田神宮の形に名古屋独特の派手好きになっている。 御殿飾りは明治・大正時代を通じて京阪神間で人気があり、戦後には広く西日本一帯で流行しましたが、昭和30年代中頃には、百貨店や人形店などが頒布する一式揃えの段飾り雛に押されて、徐々に姿を消していきました。 桝吉邸では毎年、古いひな人形を幅広く収集する同市在住の戸田如彦さんの所蔵品を展示。今年は中京、関東、京都の御殿雛のほか、江戸時代の古今雛、日本各地の素朴な土人形などを並べている。長野県松本地方の「押絵雛(おしえびな)」も今回、初めて展示。押絵雛は、羽子板のように、型に切った厚紙に綿を入れて布で模った人形で立体感がある。羽子板に用いられていた押絵の技法が江戸時代後期に松本に伝えられ、明治時代の中ごろに親しまれたと言われている。




《 江戸時代の古今雛 》







《 明治・大正京雛 》